同棲の引っ越し費用は100万円?結婚前の同棲で気をつけることも解説します

Published On: 2025年3月6日

もくじ

  • 同棲引っ越し費用の内訳と準備
  • 同棲はいくら貯めてからがいい?
  • 結婚相談所で知り合った人と同棲できる?
  • 初めての方は、「とよ婚。」無料相談、無料お試しマッチングから
  • まとめ

同棲を始めるには、引っ越し費用や生活費など、思った以上にお金がかかるもの。敷金・礼金、引っ越し業者代、新しい家具・家電の購入費を含めると、合計で100万円近くになるケースもあるとか?!

さらに、同棲後の生活費の分担方法や、結婚前提での同棲の注意点も押さえておきたいポイントです。

本記事では、同棲に必要な費用の内訳や貯金の目安、結婚相談所で出会った場合のルールなどを詳しく解説します。

お金のトラブルを防ぎ、スムーズに同棲生活をスタートさせるための準備を進めていきましょう!

一緒に暮らせるのは楽しみな一方、引っ越し費用や段取りの不安、入籍のタイミングが遅くなるなどの心配もありますよね。

そうですね。特に、結婚前提で同棲する際に気をつけたい事も解説しますので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

同棲引っ越し費用の内訳と準備

同棲を始めるにあたって、引っ越しにかかる費用が気になる人は多いでしょう。

新居を決める際の敷金・礼金、引っ越し業者への依頼費用、さらに新しい家具・家電の購入など、思った以上に費用がかかることも。

同棲後の生活費まで考えると、100万円ほどの予算を見積もるカップルも少なくありません。

ここでは、同棲の引っ越しにかかる初期費用と毎月の生活費、さらには費用の分担方法について詳しく解説します。お金の問題でトラブルにならないように、事前の準備をしっかり進めていきましょう!

引っ越しの初期費用

木のブロックに敷金、礼金と書かれており、紙粘土でできた感じの一軒家がブロックの上に乗っている。

同棲を始める際には、新居への引っ越しにかかる初期費用をしっかりと把握しておくことが大切です。

しっかりと準備をしておかないと、引っ越し後に生活費が不足するなどのトラブルにつながる可能性も。ここでは、同棲の引っ越しにかかる主な初期費用について詳しく見ていきましょう。

引っ越しの初期費用を具体的に挙げると以下です。

  1. 敷金・礼金
  2. 引っ越し業者の費用
  3. 家具・家電の購入費用

賃貸物件を契約する際、多くの物件で「敷金」と「礼金」が必要になります。敷金は、退去時の原状回復費用として預けるお金。退去時に問題がなければ一部または全額が返金されることもあります。礼金は、大家さんに対する謝礼として支払うもので、基本的に返金はされません。

地域や物件の条件によって異なりますが、一般的に敷金・礼金は家賃の2〜4ヶ月分を見積もる必要があります。

例えば、家賃が10万円の物件を借りる場合、敷金・礼金だけで20万〜40万円かかることになります。人気エリアでは、敷金・礼金の相場が高めに設定されていることが多く、家賃の4〜6ヶ月分を用意しなければならないことも。

また、敷金・礼金ゼロの物件も増えてきていますが、その場合は代わりに「クリーニング費用」や「保証会社への支払い」などが別途発生することがあるため、契約内容をよく確認しましょう。

敷金・礼金ゼロの場合は初期費用が抑えられますが、保証会社への支払いが月々の家賃に上乗せされて、額が少し高くなるなどの可能性があります。

引っ越し業者を利用する場合、その費用は荷物の量や移動距離、引っ越しの時期によって大きく変動します。一般的な費用の目安は以下の通りです。

  • 短距離(市内・近隣への引っ越し):5万〜10万円
  • 長距離(県外や遠方への引っ越し):10万〜15万円
  • 繁忙期(3月・4月など):通常より1.5倍以上高くなることも

例えば、二人暮らしの荷物量で、同じ市内で引っ越す場合、7万円程度が相場ですが、これが東京から大阪への長距離引っ越しとなると15万円以上かかることもあります。

引っ越し費用を抑えたい場合は、以下のような方法を検討するとよいでしょう。
  • オフシーズン(5月〜2月)に引っ越す:繁忙期を避けることで料金が安くなる可能性が高い
  • 平日に引っ越す:土日や祝日は需要が高く、料金が上がりやすいため、可能なら平日に予定を組む
  • 自分で荷造りをする:業者の梱包サービスを利用せず、自分でダンボール詰めをすることで費用を削減できる

また、引っ越し業者によっては「混載便(他の人の荷物と一緒に運ぶ)」や「単身パック」を利用することで、大幅に費用を抑えられる場合もあります。

業者ごとの見積もりを比較し、最適なプランを選びましょう。

希望の引っ越し時期が決まっている場合、引っ越し業者のスケジュールを抑えるために、早めに見積もりを依頼するのがおススメですよ。

同棲を始めるにあたって、新生活に必要な家具や家電を揃えることも大きな出費になります。特に、以下のようなアイテムは、単身用から二人で使えるものに買い替えが必要になることが多いです。

  • 家具類:ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、収納棚、カーテンなど
  • 家電類:冷蔵庫、洗濯機など

すべて新品を購入するとかなり高額になりますね。

引っ越し時期や物件の条件などで変動はありますが、賃貸契約の初期費用、引っ越し業者への支払い、そして家具・家電の買い替えを合計すると100万円近くなることは実際にあり得るのです。

家具・家電の費用を抑えたい場合は、以下のような方法を活用するのもおすすめです。

  • 中古品を利用する:リサイクルショップやフリマアプリ(メルカリ・ジモティーなど)を活用すれば、状態の良いものを安く購入できる
  • 家電量販店のセット割を利用する:冷蔵庫・洗濯機・電子レンジのセット割引などを活用するとお得
  • 知人や家族から譲ってもらう:実家で使っていない家具・家電があれば活用する

また、同棲前にそれぞれが持っている家具や家電をリストアップし、ダブらないようにすることもおススメです。例えば、2人とも炊飯器や掃除機を持っている場合、どちらか一方を活用すれば購入費を削減できますね。

まずは、どちらか一方を活用して、買い替え時期をずらすのも賢い方法です。

毎月の生活費

同棲を始めると、引っ越しの初期費用だけでなく、毎月発生する生活費についても考えておく必要があります。

家賃をはじめ、光熱費、インターネット代、食費、日用品など、さまざまな支出が積み重なるため、無理のない予算を組むことが大切です。

特に、家計管理をどのように分担するかによって、負担の感じ方も変わってくるため、事前にしっかりと話し合っておきましょう。

ここでは、同棲カップルが毎月かかる主な生活費3つについて詳しく解説します。

  1. 家賃
  2. 光熱費・インターネット代
  3. 食費・雑費

家賃を決める際には「収入に対する家賃の割合」を意識することが大切です。

一般的に、家賃は手取り収入の25〜30%以内に収めるのが理想とされています。例えば、カップルの合計手取りが月50万円の場合、家賃は12万円以下にすると生活に余裕が生まれやすくなります。

さらに、家賃には以下のような費用が含まれる場合もあります。

  • 管理費・共益費:建物のメンテナンス費用など(月5,000円〜1万円程度)
  • 駐車場代:車を持っている場合は別途駐車場代が必要(1万〜3万円)
  • 更新料:契約更新時に発生する費用(家賃1ヶ月分が相場)

こうしたコストも含めて、無理のない家賃設定をすることが重要です。

同棲をすると、一人暮らしのときよりも光熱費が増えることが多く、特に、真夏や冬場はクーラーまたは暖房やガス使用量が増えます。

電気・ガスのセット割引を利用するなど、節約の工夫をふたりで検討しましょう。

また、インターネット回線も契約する場合は、プラス月5,000円〜7,000円程度の出費が必要になります。

回線の種類やプランによって異なりますが、Wi-Fi環境を整えることで、通信費を抑えることも可能です。例えば、スマホのギガ無制限プランを解約し、自宅のWi-Fiに一本化することで節約につなげる方法など、プランを比較検討して契約しましょう。

合わせて読みたい

食費は、外食が多いか自炊中心かによって大きく変わります。目安としては以下の通りです。

  • 自炊中心の場合:3万〜4万円
  • 外食が多い場合:5万〜8万円

例えば、週5日自炊し、週末に1回外食する場合、1ヶ月の食費は約4万円が目安になります。

一方で、毎日のように外食やデリバリーを利用すると、月6万円以上かかることもあるため、節約を意識するなら自炊を増やすのがポイントです。

また、食費以外にも以下のような雑費がかかります。

  • 日用品(洗剤・トイレットペーパー・ティッシュなど)
  • 交通費(通勤・デート・レジャー)
  • 交際費(友人との飲み会など)
  • 娯楽費(映画・旅行・趣味)

これらを合計して、生活費全体がいくらになるか、おおよその金額を把握してから、どう節約するか考えましょう。

デート代や趣味にかけるお金は意外と見落としがちなので、どの程度の予算を確保するか話し合っておくと良いでしょう。

また、毎月の生活費を抑えるためには、以下のような工夫がおすすめです。

  • 特売日やまとめ買いを活用する:食費の節約につながる
  • 電気・ガス・水道の節約を意識する:LED照明の利用やこまめな電源オフでコストダウン
  • 定額サービスの見直し:使っていないサブスクを解約する
  • 交通費を抑える:可能なら自転車通勤や定期券の活用で節約

また、家計簿アプリを利用し、毎月の支出を把握することもおすすめです。

二人でルールを決め、無理のない範囲で節約しながら楽しく生活できるよう工夫しましょう。

引っ越し費用は折半?

同棲を始める際に発生する引っ越し費用をどのように分担するかは、カップルによって考え方が異なります。

「完全に折半するのか」「収入に応じて負担割合を変えるのか」といった点を、事前にしっかり話し合っておくことが大切です。

お互いの負担が公平になるように決めておかないと、後々トラブルの原因になることも。ここでは、主な費用分担の方法を紹介します。

1. 完全折半する場合

「すべての費用を均等に分ける」という方法です。例えば、引っ越しの初期費用が合計80万円かかった場合、それぞれ40万円ずつ支払うことになります。

メリット

  • 費用が明確でシンプル
  • どちらか一方に負担が偏ることがない

デメリット

  • 収入に差がある場合、低収入の側にとっては負担が重くなる
  • どちらかが大きな貯金をしていた場合、不公平に感じることも

特に、収入に大きな差があるカップルの場合は、完全折半だと生活に余裕がなくなることもあるため注意が必要です。

2. 収入に応じた分担をする場合

もう一つの方法は、「収入の比率に応じて負担を調整する」というやり方です。

例えば、片方の手取りが25万円、もう一方が35万円の場合、家賃や引っ越し費用を収入の比率(約40:60)で分担する、といった形になります。

具体的な分担方法の例を挙げると以下のようになります。

  • 家賃は収入の比率で按分(例:家賃12万円 → 4.8万円と7.2万円で分担)
  • 初期費用は貯金額に余裕がある方が多めに出す
  • 家具・家電の購入費は負担を分け、購入するアイテムを決める(例:「冷蔵庫はAさんが購入、洗濯機はBさんが購入」など)

この方法のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

  • 収入に応じた負担になるため、生活に無理が出にくい
  • どちらかの経済的負担が大きくなりすぎない

デメリット

  • 負担額が違うことで、不公平感を抱く可能性がある
  • 計算や調整がやや複雑になる

どちらの方法を選ぶにせよ、大切なのは「お互いが納得する形で決める」ことです。負担割合について一度きちんと話し合い、後から揉めることがないようにしましょう。

合わせて読みたい

同棲はいくら貯めてからがいい?

同棲を始めるには、引っ越しの初期費用や生活費、さらには万が一のための貯金も考慮する必要があります。貯金額の目安を知り、無理のない計画を立てましょう。

引っ越しの初期費用や予備費から計算しましょう

前の章でご紹介した初期費用(敷金・礼金・家具購入など)と生活費の予備費を含めた金額を計算することで、引っ越しや同棲の準備にいくらかかるかをざっくりと算出することができます。

家具・家電はすべてを新調せずに節約したり、引っ越し業者の繁忙期以外で引っ越すなどの工夫をしても、数十万はかかると考えておくと良いでしょう。

特に、収入が不安定な場合は、3ヶ月〜6ヶ月分の生活費を確保しておくと安心です。

何かと入用になるので、安心できる額を貯めてから引っ越すのが良いでしょう。

結婚相談所で知り合った人と同棲できる?

結婚相談所でパートナーと出会った場合、同棲をする際には特別なルールがあります!

知らずにルール違反にならないよう、これからご紹介することを心に留めておいてくださいね。

では、注意点をチェックしていきましょう。

相談所に所属している間はNG

結婚相談所では、同棲=「成婚」と見なされることが一般的です。

そのため、相談所に所属している間に同棲を始めると、「成婚退会」となり、相談所のサポートを受けられなくなります。

結婚相談所は、婚活サービスの中でも結婚への真剣度が高く、かつ身分をしっかり証明された人が入会するところです。もし、その中で退会前に同棲する人がいると、結婚相談所からの信頼を損なうのはもちろん、「結婚相談所=安心、安全な婚活」と考えて婚活をがんばっておられる他の会員にも影響が出るかもしれません。

つまり、 同棲は結婚相談所で活動している間はNG と心得ておきましょう。

合わせて読みたい

同棲するなら成婚退会後に

男女が手を繋いでいる様子

では、結婚相談所で出会った人とはいつ同棲できるのか?

結婚相談所を通じて交際が進んだ場合、まずは 成婚退会 をしてから同棲するのがルール。

退会後は自由に同棲できますが、結婚を前提にしている場合、ダラダラと同棲が続かないよう注意しましょう。

成婚退会後の同棲なら、規約違反にもなりませんし問題ありません!

合わせて読みたい

結婚前に同棲するなら気をつけたいこと

同棲は結婚前の相性確認ができるのがメリットですが、気をつけないと 入籍が延びる原因 にもなります。特に以下の点に注意が必要です。

  • 生活が安定すると結婚のタイミングを見失いやすい
  • 責任の所在が曖昧になり、将来の話が進みにくい
  • 周囲の家族から「本当に結婚するの?」と疑問を持たれる

結婚前に同棲し、入籍のタイミングを見失ったり先延ばしになる事態は避けたいですよね。

結婚前提と聞いていたのになかなか入籍の報告がないと、家族や周囲の人も心配になるでしょう。

同棲する前に、結婚のタイミングやライフプランについてしっかり話し合い、入籍の日を決めておくのがおススメです。

結婚前提でなくても、同棲するなら家族にも紹介してから一緒に暮らすのがいいでしょう。

結婚前提なら入籍の時期を決めましょう

「同棲=結婚準備」とする場合は、入籍の時期をきちんと決めておくこと が重要です。

例えば、「同棲して半年後に結婚する」「新生活に慣れたら結婚式の準備を始める」など、具体的な目標を設定するとスムーズに進められます。

結婚前提の同棲は、入籍のタイミングを決めておくのが一番のポイントと言えます。

合わせて読みたい

初めての方は、「とよ婚。」無料相談、無料お試しマッチングから

結婚相談所に興味はある方でも、いきなり入会するのはハードルが高いものです。

WEBサイト内の情報だけではわからないことや、お1人おひとりの環境や恋愛事情など様々な疑問があることと思います。

とよ婚。ではご入会前には「無料相談」をさせて頂くことをおすすめしております。

結婚相談所の仕組みだけではなく、婚活においての不安点や恋愛観など様々なご相談をお受けしております。

婚活においてご成婚という結果に行きつくためには、ご自身が納得して活動することが絶対条件です。

些細なことでも構いませんので、まずはお気軽にご連絡ください。

無料相談はこちら

また、まずは「婚活をしてみたいけど、どのような仕組みかわからない」「希望する相手がいるのだろうか」「自分自身を希望してくれる相手はいるのだろうか」といった方向けに、相手への希望やご自身のプロフィールをお伺いし、お相手候補がどの程度いるかをご紹介する「無料お試しマッチング」も提供しています。

婚活をはじめる前に活動のイメージをもっていただけますので、こちらも是非ご活用ください。

無料お試しマッチングはこちら

まとめ

同棲の引っ越しには、初期費用や生活費を含めると100万円近くかかることもありますが、工夫次第で費用を抑えることは可能です。

特に結婚を前提にした同棲では、費用の分担や貯金計画については事前に話し合っておくのが良いでしょう。

結婚相談所で出会った方と同棲したい場合は、成婚退会後に、入籍のタイミングも決めて同棲をスタートさせましょう。

同棲を成功させる準備は早めにすることで引っ越し業者を比較検討したり、スケジュールを押さえたりしやすくなります。

この記事が同棲を考えている方の参考になれば幸いです。

合わせて読みたい

関連記事

カテゴリー