成婚後の同棲前に知っておきたい!カップルの賃貸審査ポイント
もくじ
- カップルでの賃貸契約者選定:男性か女性か?
- 賃貸審査のポイント:収入や保証人の選定
- 審査で落ちる確率は?注意すべきポイントと対策
- 初めての方は、「とよ婚。」無料相談、無料お試しマッチングから
- まとめ
結婚相談所で成婚退会したカップルが、入籍前に同棲することはよくあるケースです。
しかし、同棲を始めるために新しく賃貸物件を借りる場合、入居審査をクリアする必要があります。
結婚相談所を通して出会ったカップルが成婚退会後の同棲を考える中で、「どちらが契約者になればいいのか」「審査で見られるポイントは何か」「審査落ちしないための対策はあるか」など、気になることが出てくるでしょう。
本記事では、そんなカップルのために、成婚退会後の同棲前に知っておくべき賃貸審査のポイントをわかりやすく解説します。
カップルでの賃貸契約者選定:男性か女性か?
同棲に向けて賃貸契約をする際、「どちらが契約者になるべきか」という点は非常に重要です。
なぜなら契約者の選定は、賃貸審査の通過に直接関わるからです。
一般的には、収入が安定している方が契約者になるケースが多いのですが、これは賃貸物件の管理会社やオーナーが「支払い能力」を重要視するため。しかし、婚活で出会い結婚相談所を通じて成婚したカップルにとっては、単なる収入の安定性だけでなく、将来のライフプランや生活スタイルを考慮して決定するのも賢い方法でしょう。
この章では、男女どちらが契約者になった場合にどのようなメリットやポイントがあるかを詳しく見ていきます。
男性が契約者になるケースが多い
その理由としては、男性が正社員や安定した職業に就いている場合が多く、安定した収入源を持っていると判断されやすいからです。
特に婚活中のカップルの場合、男性が生活の基盤を支えるために収入の安定を意識しているケースが多く、結果として、賃貸審査においても高い「信頼性」を示せることが多いのです。
また、管理会社やオーナーは、「契約者が男性であるほうが信頼性が高い」とみなす傾向もあるため、審査がスムーズに通る可能性も高まります。
さらに、結婚相談所での出会いを経て成婚したカップルにとって、男性が契約者になることで心理的に安心できるという一面もあるかもしれません。
多くの男性が収入や仕事を通じて家計を支えることを前提とした将来設計を持っていることも、契約者選定の背景にあるといえるでしょう。
一方で、最近では女性が契約者となるケースも増えつつあります。
特に、女性が正社員として働き安定した収入がある場合や、男性よりも収入が高い場合、女性が契約者になることにはメリットがあります。
女性が契約者になることにより、家庭の主な家計管理を女性が担う場合、契約や支払いに関してスムーズに対応できる点がメリットです。
最近では働く女性が増え、職場で重要な役割を担っているケースも増加していることから、管理会社やオーナー側も「女性契約者」の信頼性を高く評価するようになりつつあります。
女性が契約者となることで家賃支払いの信用が認められ、同棲生活において「対等な役割分担」を意識するカップルにとっては、心理的な安心感も得られるでしょう。
もし、お二人の将来設計として共働き前提やDINKS希望であれば、収入によっては女性が契約者となることも想定しておきましょう。特に成婚退会後のカップルにとって、お互いに同じ方向を見据えた関係性を築く上で、このような役割分担が二人の関係をより強固にする可能性もあります。
男性が賃貸契約者となるケースは未だに多いが、正社員で勤めており男性よりも高い収入がある女性が契約者となるケースも増えている。
賃貸審査のポイント:収入や保証人の選定
同棲するために賃貸契約を進める際は、まず審査を通過することが必須です。
審査では契約者の「収入の安定性」や「保証人の有無」などが重要視されるため、これらをしっかり準備することがポイントになります。
ここからは、賃貸審査でよく見られるポイントと、通りやすくするためのコツについて詳しく見ていきましょう!
収入証明書の提出が必要な場合
入居審査では、「収入証明書」を求められることが多いです。
たとえば、源泉徴収票や確定申告書などがその例です。中には収入証明が不要なマンスリーマンションなどもありますが、結婚を前提とした同棲の際には基本的に収入証明が必要だと思って準備しておくと安心です。
実は「収入証明書」という名前の書類があるわけではなく、以下のようなものが収入証明書として扱われるので、これらを必要に応じて用意しましょう。
- 所得証明書、課税証明書、所得・課税証明書:市区町村の役所で取得できます。
- 源泉徴収票、給与支払証明書:会社に勤めている方は、会社から発行してもらえます。
- 確定申告書の写し:主に自営業の方や、副業をしている方が自分で用意します。
成婚退会したカップルの場合、職業や年収が審査の結果に影響しやすいため、契約者が必要な書類をスムーズに揃えられるように準備しておくと安心です。
また、収入に自信がない場合は、婚約者も安定した収入があることを証明したり、家族などの信頼できる保証人を立てることで、審査の通過率が上がる場合があります。
婚約者の協力や保証人をお願いすることを前向きに考えておきましょう!
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審査で落ちる確率は?注意すべきポイントと対策
入居審査が通らないと引っ越しの予定がずれてしまい、同棲のタイミングも遅れてしまい困りますよね。
入居審査が通るように、あらかじめよくある原因を把握し対策しておくのをおススメします。
この章では、審査が通らない原因や、通りやすくするための具体策をご紹介します。
賃貸審査での主な落ちる原因
まずは、賃貸審査で落ちる主な原因を見ていきましょう。
賃貸審査に落ちやすい原因には、以下のようなものがあります。
- 収入が家賃に対して低い:家賃は月収の3分の1程度が理想的とされており、例えば月収が30万円の場合、家賃10万円くらいまでが審査に通りやすい目安です。
- 勤続年数が短い:就職や転職したばかりで勤続年数が短い場合は、収入が安定していないと判断されることがあります。
- 借金や過去の滞納履歴:ローンの返済状況や信用情報が審査に影響することがあるため、注意が必要です。
このような要因に心当たりがある方は、事前に対応策を講じることで審査の通過率を上げることができます。
家賃の目安は月収の3分の1程度が理想ですが、部屋の数や広さ、立地なども含めた総合的な判断になりますよね。暮らしやすい間取りや立地と、継続して払える家賃についてお二人でよく話し合ってくださいね。
特に、収入の安定性が重視されるため、転職したばかりの方は審査通過がやや難しくなる場合があります。この場合、雇用契約書などで収入が今後も安定していることを証明できると、審査に通りやすくなるでしょう。
たとえば、新卒で就職を機に賃貸物件を借りる場合、まだ勤続年数で信用を得るのはムリですよね。
その場合は、雇用契約書や信頼できる人に保証人になってもらうなどして、物件を借りているケースが多いのです。
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審査に通過するための具体的な対策方法
では次に、賃貸審査をスムーズに通過するための具体的な方法をご紹介します。
なんといっても、管理会社やオーナーに信頼感を持ってもらえるかがポイント!
そのために重要なのは以下の3つです。
- 収入に見合った物件を選ぶ:家賃は月収の3分の1程度が望ましいとされています。収入と家賃のバランスが取れた物件を選ぶと、審査がスムーズに進みやすいです。
- 勤続年数が短い場合の補足資料を用意:転職後すぐの申し込みの場合、雇用契約書や内定通知書などを用意して、収入が安定していることを補足できると有利です。
- 保証会社の利用や保証人の設定:もし収入面で不安がある場合は、保証会社のサービスを利用したり、家族や親族に保証人をお願いすることで審査の通過率を上げられます。
特に成婚退会直後のカップルが賃貸物件を借りる際は、入籍前であることが貸主にとって不安材料になる場合もあります。
同棲中に家賃を滞納してしまったり、契約者以外の住人が途中で退去してしまう可能性を気にされることがあるからです。
しかし、結婚を前提とした「婚約者」であることをきちんと伝えることで、大家さんや不動産会社の不安を和らげることができます。
隠そうとすると後々トラブルになることがあるため、同棲の事実や婚約していることはオープンに伝え、信用を得られるようにしましょう。また、前の章で紹介した通り、婚約者も安定した収入を証明できるとさらに好印象です。
お互いに支え合えるカップルであることを示すことが、審査を通過するポイントになるでしょう。
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まとめ
同棲前の準備は、二人の新生活をスムーズに始めるためにとても大切です。
事前にしっかりと対策を取ることで、契約の不安や審査へのストレスも大幅に減らせるでしょう。
まず、契約者の選定は、単に収入だけでなく、今後の生活設計を含めて判断しましょう。男性が契約者となるケースが未だに多いですが、共働き前提のカップルや、DINKSの場合は女性が契約者となることも想定しましょう。
また、収入証明の提出準備も忘れずに。
正社員や安定収入が求められる賃貸審査ですが、契約者だけでなく婚約者の収入もアピールすることで不動産会社やオーナーの信頼を得ることができるかもしれません。
もし勤続年数が短い場合は、雇用契約書など補足書類を用意し、収入が安定していることを示すとさらに安心です。
保証人の用意も、審査を通過しやすくするポイント。
保証会社の利用はもちろん、親族や信頼できる家族に保証人になってもらうことで、審査がスムーズに進みやすくなります。
物件の選択については、家賃が収入に見合ったものであるか確認し、無理なく支払える家賃設定の物件を選ぶことがポイントです。
また、カップルでの賃貸契約には注意点もあります。
特に婚約中のカップルの場合、一般的な「家族」と異なるため、大家さんや不動産会社が「同棲後にどちらかが家賃を支払わずに退去するのでは」と不安を抱くこともあります。
この不安を軽減するため、結婚前提であることを誠実に伝え、信頼関係を築くことが同棲成功のカギ。
結婚相談所を成婚退会されたお二人であれば、同棲の計画だけでなく、入籍の日を決めておくのもおススメです。