結婚相談所ってトラブルが多いって本当？よくあるトラブルと回避のポイントを紹介

「結婚相談所でトラブルに巻き込まれた」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

残念なことに、独立行政法人国民生活センターへの結婚相談所のトラブルに関する相談が年間1000件以上もあるようです。

結婚という幸せを求めて利用を始めたのにも関わらず、トラブルに巻き込まれるのは本当に悲しいですよね。

そんな、結婚相談所で良くあるトラブルを4つご紹介します。

では、なぜ「希望条件に合わない人ばかり紹介される」という状態になってしまうのでしょうか。

基本的にはお相手をご自身で検索していただきますので、条件に合った方と出会えるケースが多いです。

しかし、お見合いや交際など活動を進めていく中で「条件にはあっているけどなかなか交際がうまくいかない」といったこともあります。

そのような場合に、仲人目線で会員様に合う可能性があるお相手を紹介することがあるからです。

その際に仲人は自身の経験と会員様から事前に伺っていた希望条件を照らして「この方は〇〇様は自分からお申込みはしないが、実際お会いすると上手くいくかもしれない」と考えご紹介します。

条件は違っているけど「相性の良さそうな方」を紹介しているのです。

しかし、会員様と仲人の意思疎通がきちんと取れていないと、会員様が絶対に譲れない条件を知らないというようなことが起こってしまい、あまりにも的外れなお相手を紹介し、これがトラブルの一因となることがあるようです。

また、悪質なケースでは利益のために、無理矢理お相手をお勧めし、早く成婚させたがるような相談所もあるようです。

希望条件だけにとらわれず、たくさんの人と出会うことはご成婚までの近道になることも多いですが、必ずしも紹介された方とお見合いをしなければならないということもありません。

万が一こういったトラブルにあってしまった場合は、はっきり断りましょう。

2つ目は、サービス内容が違うということがあげられます。

よくあるのは、

・ホームページに書かれているサービス内容と違った
・入会時に説明されたサービス内容と違った

といったことが考えられます。

結婚相談所への入り口は様々ですが、多くの方は事前に結婚相談所のホームページやパンフレットなどから「どんな相談所でどのようなサービスが受けられるのか」をある程度情報を集め、入会を検討されます。

相談所によっては、事前説明の機会を設けている場合もあり、そういったサービスを利用されることもあるかと思います。

しかし、説明を受けた内容を信じて入会し、活動を始めたものの、蓋を開けてみれば全く違うサービス内容だったということも…

たとえば、結婚相談所での婚活において、どのような相談所を利用したとしても、まずはお相手を決めてその後「お見合い」を必ず行います。

しかし、そのお見合いに関しての説明が不足している事で、思い描いた婚活を出来ない場合があります。

具体例として「沢山お見合いを行いましょうね」と、言っていたのにも関わらず、
・お見合いの数に制限があった
・お見合いには別途料金が必要だった
といった事例もあります。

これでは、気になった人の中から選ばなければならないという事態にもなりかねません。

3つ目は、担当者のサポート不足があげられます。
担当仲人は会員様がご成婚できるようにサポートすることが使命です。

しかし、入会されたら「あとは自分でやってください」と、丸投げの仲人も存在します。

連絡をしても中々返信がなかったり、フィードバックが極端に少ないといった事態にもなりかねません。

結婚相談所での婚活は、お相手探しからはじまり、お見合い、交際と色々な段階を経てご成婚に辿り着きます。

その中で、デートやお見合い時のお相手との会話や接し方、お気持ちの確認、プロポーズのタイミングや計画など、様々な重要な判断が必要となります。

それらにおいて、会員様お1人ですべてを決めていくのではなく、会員様のお気持ちや性格、お相手のことも踏まえながら担当仲人がサポートすることが、会員様のご成婚への近道なのです。

もちろん、「この方と絶対お見合いしてください」などといった無理強いをすることは論外ですが、会員様の希望される活動ペースを把握しながら、しっかりとサポートをすることは、仲人としての義務なのです。

サポート不足に感じるレベルは人それぞれ違うと思いますが、十分なサポートが得られていないと感じる場合は、結婚相談所の方針と合っていないことが考えられます。

他の結婚相談所と比較してみることも検討してみてください。

4つ目は、成婚料の支払いを求められることがあげられます。
結婚相談所によって成婚の定義は違う場合もありますが、一般的には「婚約 = 成婚」としていることが多いです。

しかし「入籍 = 成婚」と認識している方も結婚相談所との認識の違いからトラブルになることは多いようです。

また、結婚相談所ではご成婚の際に頂く成婚料を設定しているケースが一般的です。

しかし、入会前の説明がきちんとされていなかったり、入会から成婚までの期間があいて、忘れてしまうことも。それによりトラブルに発展するケースも。

また、成婚料は結婚相談所によって値段の設定が異なります。

入会金などの初期費用を安く設定し、成婚料に関してはホームページなどに見やすく明記していない結婚相談所もあるようです。

料金面でのトラブルは起こりやすいところですので、認識に違いが起きないようにしっかりと説明をしてくれる相談所を選ぶこと、また、ご自身でもしっかり確認していただくことでトラブルを事前に回避できます。

ここまで結婚相談所でよくあるトラブルをご紹介しました。
仲人と会員様との認識に違いによるトラブルも発生することもあるようです。
結婚相談所として会員様が「ご成婚」というゴールにたどり着くために、しっかりとサポートすることは当然ですが、会員様ご自身でもトラブル回避のために確認をすることは重要です。
とはいっても「どんな結婚相談所を選べばいいの？」という方のために、トラブルを回避するための結婚相談所選びのポイントを3つご紹介します。

1つ目は、連盟や協会に所属しているかどうかです。

連盟や協会には、以下のようなところがあります。

・日本仲人連盟
・日本ブライダル連盟
・日本結婚相談所連盟
・日本結婚相談所協会

連盟や協会によってルールは違いますが、上記のような連盟などに所属してる結婚相談所であれば、加入するために審査を受けます。

例えば私たち「とよ婚。」が加盟している「日本結婚相談所連盟」であれば、加盟するための審査はもちろん、確立したガイドラインが定められており、それを遵守しなければなりません。

これらの他にも、会員様にお支払頂く費用に関することや、お見合いや交際、ご成婚に関することなど、様々な部分で詳細に規定されています。

また、ガイドラインに沿った質の高いサービスを会員様にご提供できるように、個別研修への参加や、毎月の勉強会に参加することが義務付けられています。

それにより、「日本結婚相談所連盟」に加盟している結婚相談所では、そのルールを守りながら会員様をサポートしているため、質の高いサポートが可能ということです。

また、法規対応や婚活事情に関する情報交換もきちんとなされているため、最新の婚活環境下で安心して活動できるともいえます。

※とよ婚。が受賞したアワード

連盟や協会によっては、独自の賞をもうけている場合もあります。

上記は、＜とよ婚。＞が２０２２年に受賞した「ＩＢＪ　Ａｗａｒｄ　ＰＲＥＭＩＵＭ２０２２」です。

受賞するには「IBJの加盟相談所の中でも継続的に会員数を増やし、多くの成婚者を輩出した相談所に贈られる」という条件はもちろん、複合的に優良な結婚相談所だと連盟が判断した相談所に送られます。

結婚相談所選びにおいてもひとつの目安となるでしょう。

2つ目は、契約内容や解約について十分な説明をしてくれるかです。
入会するとき、必ず行うのが契約書のや重要事項説明書の説明です。

これらの説明は今後の活動のルールやお金に関する重要なことですので、認識に違いがあると重大なトラブルの原因になります。

「会員資格」については、相談所連盟に加入するために必要な条件について記載されています。
これはご自身についてはもちろんですが、その連盟に加入する方全ての方がこの条件をクリアしていなければ入会できないため、どのような会員がいるかを把握できるといえます。

「提供するサービス」については、例えば会員情報登録代行や、お見合いセッティングなど、会員様の婚活がスムーズに進むようにサポートする内容や、ご交際や成婚に向けたアドバイスやサポートなど、成果を出すために提供するサポートなどが記載されています。

「料金について」では、入会時にお支払が必要な入会金などの初期費用や、活動中に継続的にかかる会員費、ご成婚時にお支払が必要な成婚料など、料金に関する詳細が記載されています。

「中途解約や返金」「休会」「退会について」などでは、入会後に＜仕事が忙しくなって活動が出来なくなった＞＜プライベートでお相手ができた＞などのご事情により、休会や中途解約となってしまう場合の取り決めについて記載されています。

また、婚活ではご自身のことを証明するために多くの証明書類の提出が必要になります。
そういった重要な個人情報についての取扱いについて記載されているのが「個人情報の取扱いについて」です。

一部抜粋しただけでもこれだけの量がありますが、その内容はどれも重要なものであり、しっかりとご説明し会員様にもご理解いただくことが重要です。

中には、大切な説明をざっくりと行い会員様の質問にも明確なご回答をしないといったケースも。

文字の多い契約書は読むのが面倒だし、「わかったつもりで契約書にサインを…」というのはNGです。

結婚相談所が、会員様に対してしっかりと説明をしなければならないことは当然のことです。

しかし、ご自身でもしっかりと内容を読み込むことで、トラブルを回避できる可能性が高まります。

3つ目は、会員数が多いかどうかです。

会員数が少ない場合以下のようなことが起きる可能性があります。

・極端に紹介数が少ない
・お見合いできる相手がいない
・希望に合った人が見つからない

「入会したのに、お相手候補が数名しかいない…」
これでは、お相手はなかなか見つかりませんよね。

複数の結婚相談所が加盟している連盟に所属する相談所であれば、その連盟内でマッチングを行うので、数万名単位でお相手を探せることが多いでしょう。

また、マッチングアプリなどの単純な出会いを求めている方ではなく、純粋に「結婚」をゴールとされている会員様で構成されているため、出会いの質という点でも安心です。

例えば、私たち結婚相談所「とよ婚。」が加盟している日本結婚相談所連盟（IBJ）であれば、下記のような実績があります。

「お相手候補と出会える数」は成婚に直結する重要な要素といえます。

また、会員の多い相談所であればご成婚などで退会されて、また別の会員様が入会されてといった循環が常時行われていますので、時間の経過とともに新しい方との出会いも期待できます。

これらのことから、「お相手が少なくて、思い通り婚活が進まない…」といったトラブルを回避できると言えるでしょう。

Q.以前、別の結婚相談所を利用した際に、紹介のことでトラブルになりました。
また、同じことにならないか心配です。

今回は、結婚相談所でよくあるトラブルと、トラブルを回避するポイントをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。

残念ですが、何かサービスを利用する際はトラブル起きてしまうことも。

「私は大丈夫」そう思っていても、トラブルに巻き込まれる可能性はあります。

結婚相談所を探すときは、今回ご紹介したトラブル回避のポイントを参考にしてみてください。