「恋愛」と「結婚」とは?心理学から見たその違いとは
もくじ
- 心理学的視点から見た「恋愛」の特性
- 心理学的視点から見た「結婚」の特性
- 「恋愛」から「結婚」へ移行期:心理学から見た変化
- 「恋愛」と「結婚」のバランスを保つための心理学的アプローチ
- 初めての方は、「とよ婚。」無料相談、無料お試しマッチングから
「恋愛と結婚は別物」とはよく言われますが、具体的には何が違うのでしょう?
婚活では、結婚前提でお付き合いをしますよね。
通常の恋愛とは少し違うので戸惑う方も多いようです。
そこで今回の記事では、心理学からの視点で恋愛と結婚の違いを掘り下げてみました。これから婚活を考えている方も、現在のパートナーと結婚を意識している方もぜひ参考にしてください。
心理学的視点から見た「恋愛」の特性
恋愛とひと言で言っても、ほんとうにさまざまですよね。でも、実は心理学の視点から見ると、ちょっとしたポイントが共通しています。
恋愛と結婚の違いを具体的にするために、まず恋愛の次の3つのポイントについて解説します。
1.パッション(情熱)とロマンス
恋愛とは、しばしば情熱とロマンスに満ちた感情の経験です。初めて出会った相手に対する強い魅力や興奮、ロマンチックな気分が恋愛と結婚の一番の違いかもしれません。
この情熱的な側面は、恋愛関係の初期段階に特に顕著です。
2.個々の性格や個性へのフォーカス
恋愛では、お互いの個性や性格にフォーカスすることも大切。相手のことを理解したり、共感したりすることが、関係を深めたり絆を作ったりします。
それぞれの個性がふたりの関係にどう影響するかを考えるのも大事ですね。
個々の要素が恋愛関係の中でどのように作用するかを理解すると、よりよい関係が築けるでしょう。
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3.新鮮さと興奮
恋愛は常に新鮮さと興奮を伴うものです。
新しい発見や共有された経験、予期せぬ驚きが恋愛関係を活気づけ、関係のスリルを高めます。
新しい発見や思い出、それに驚きがあり、ふたりの関係を盛り上げてくれます。その新しい感じや興奮が、恋愛を続ける力になっています。
恋愛の新鮮さは、ずっと続くものではなく3年で冷めるというのは、人類学者ヘレン・フィッシャー氏による人間の男女の「愛の揺らぎ」についての研究結果がもとになっています。
この研究結果が多くのメディアで取り上げられたため、「恋愛3年説」が広く知れ渡っているのです。
ここまでにご紹介した3つは、恋愛を心理学的な側面から見た時のポイントです。次に、これらの特性が結婚とはどのように異なるのかを見ていきましょう。
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心理学的視点から見た「結婚」の特性
結婚は、心理学的な観点から見ると、安定性と信頼性、そして家族や社会との関係性が重要です。
恋愛とは異なり、結婚は単なる個人の関係ではなく、相手とのパートナーシップを築き、協力し合うことを意味します。
この安定した関係は、お互いの信頼関係を築くことによって成り立ちます。
また、結婚は単なる二人だけの関係ではなく、家族や社会とのつながりを持つことも恋愛と違うところ。
これによって、結婚は個人のみならず、広いコミュニティとのつながりを育む重要な役割を果たす社会性があるといえるでしょう。これらの特性について次章以降で詳しく解説します。
1.パートナーシップと協力
結婚における大切な点は、一緒に協力してパートナーシップを築くことです。
結婚は個人の関係だけでなく、お互いが力を合わせて成長することを意味します。パートナーシップは、深い絆を築くために欠かせません。
結婚では、お互いがパートナーとしての役割を果たし、相手の幸せを考えながら行動することが求められます。
これは、お互いを尊重し、支え合うことで成り立ちます。
また、恋愛と違って結婚では、お互いの将来に向けた計画や目標についても話し合い、共有することが重要。
お互いの将来に向けた計画や目標を話し合ったあとは、お互いの協力も欠かせません。
一緒に日常生活や困難な状況に立ち向かうことが、結婚生活がうまくいくかに大きな影響を与えます。
特に予期せぬ困難や課題に対処する際には、お互いが協力して乗り越えるという意識が大切です。
結婚生活では、困難や課題に直面したときに、解決策を見つけるために助け合うことが必要です。
パートナーシップと協力は、健全な関係を築くための基盤!
これらの特性を持つ夫婦は、困難な時期や挑戦に直面しても、お互いを支え合い、共に成長していけます。
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2.安定性と信頼性
結婚における大事なポイントの一つは、安心感と信頼です。
恋愛の時は、興奮や情熱が関係を盛り上げることができますが、結婚すると、安心感や信頼がますます重要になります。
安心感は、夫婦の関係が安定していることを指します。結婚生活では、日常生活や将来の計画において、安定した土台が欠かせません。
例えば、経済的な安定は、夫婦が一緒に家庭を運営し、将来の目標に向かって進むための安心感を提供します。
信頼もまた、結婚生活において非常に大切です。夫婦間の信頼関係は、困難な状況に直面したり、本音で話し合ったりする基盤となります。
例えば、お互いを信頼できれば、意見の違いや難しい決断にも立ち向かうことができます。その結果、関係が強固になり、将来に対して安心感を持つことができます。
3.家族や社会との関係性
結婚における重要な特性の三つ目は、家族や社会との関係性です。
恋愛の段階では、お互いの家族や社会との関わりは限られており、責任もそれほど求められません。
しかし、結婚すると、お互いの家族との関係はますます重要になります。結婚は二人の家族が統合されることを意味し、お互いの家族とのつながりがより深くなります。
例えば、休日や特別なイベントの際に、お互いの家族と過ごす時間が増えます。また、結婚後には、パートナーの家族が何かしらの問題に直面した際に、支援する役割も求められることがあります。
このように、結婚は単なる二人だけの関係ではなく、二つの家族が結びつくことで、新たな家族としての絆が生まれます。
さらに、結婚は社会との関係性も変化させます。結婚することで、夫婦は社会的な役割を果たす一員として認識されるようになります。
例えば、結婚式や結婚記念日などのイベントは、社会的な認知や祝福を受ける機会となります。また、夫婦は共同で生活を築くことで、地域社会や職場などでの関係性も変化していきます。
例えば、夫婦での参加が求められるイベントや行事が増えることで、社会との関わりがより深まります。
このように、結婚は単なる二人の関係ではなく、家族や社会との関係性も含まれます。
結婚後には、お互いの家族や社会とのつながりがより強固になり、夫婦の生活において重要な支えとなります。
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「恋愛」から「結婚」へ移行期:心理学から見た変化
「恋愛」から「結婚」への移行期は、心理学的に興味深い変化が生じる時期です。
恋愛の段階では、情熱やロマンスが主体であり、お互いの魅力に惹かれ合うことが重視されます。
しかし、結婚への移行に伴い、関係に新たな側面が加わります。パートナーシップや協力が重要視され、お互いの個性や性格に対する理解が深まります。また、個人の幸福だけでなく、家族や将来の計画についても共有する必要性が生じます。
この移行期では、情熱からより安定した関係へと変化していく過程が見られます。したがって、恋愛から結婚への移行は、お互いの関係において重要な変化が生じる時期であり、新たな関係の構築に向けて努力することが重要です。
1.情熱からパートナーシップへ
「情熱からパートナーシップへ」は、「恋愛」から「結婚」への移行期における重要な変化の一つ。
恋愛の段階では、情熱やロマンスが関係の中心であり、お互いの魅力に惹かれ合うことが多いですが、結婚への移行に伴い、関係に新たな側面が加わります。
パートナーシップは、お互いが協力し合い、共に成長する関係を築くことを意味します。
この段階では、情熱やロマンスだけでなく、相手との信頼関係や安定性が重視されます。
お互いがパートナーとしての役割を果たし、日常生活や将来の計画について共に考え、行動することが求められます。また、パートナーシップの中では、お互いが相手の幸福を考え、支え合うことが重要です。
これによって、関係はより成熟し、深い絆が生まれます。この段階では、情熱から安定したパートナーシップへと変化していく過程が見られます。
恋愛から結婚への移行期においては、情熱やロマンスは下火に。お互いがパートナーシップとしての役割を理解し、関係をより深めるフェーズに入ります。
「愛する─それは互いに見つめあうことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである」(サン・テグジュペリ)
『星の王子さま』の著者サン・テグジュペリの名言です。恋愛では相手を情熱的に見つめていても、夫婦になると、2人で同じ方を向いて歩んでいくためパートナーシップが大切になっていきます。
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2.個人から家族への意識の変化
「個人から家族への意識の変化」も、恋愛から結婚への移行期に見られる大きなな変化の一つです。
恋愛の段階では、個人の欲求や幸福が関係の中心です。しかし、結婚への移行に伴い、この視点は変化します。
結婚後は、個人の幸福だけでなく、家族の幸福や安定も重視されるようになります。
この段階では、お互いが単なるパートナーではなく、家族の一員としての役割を意識するようになります。夫婦間の関係だけでなく、将来の子どもや家族全体の幸福も考えるように。
また、家族としての役割を果たすために、お互いが協力し合い、家庭を築く努力が求められます。恋愛のときと違い、個人の欲求だけでなく家族全体の幸福や安定を考える意識が高まるのです。
これによって、関係はより深まり、絆が強化されます。恋愛から結婚への移行期には、個人から家族への意識の変化が起こり、より成熟した関係の構築に向けて進んでいくのです。
3.期待値と現実のギャップ
「期待値と現実のギャップ」は、恋愛から結婚への移行期において見られる変化のなかで、最も重要かもしれません。
恋愛の初期段階や結婚前は、理想化されたイメージや期待が高まる傾向があります。しかし、結婚後には現実とのギャップが生じることがあります。
恋愛の興奮やロマンスに満ちた状態から、日常生活の中での実際のパートナーシップへの移行に伴い、理想と現実の間に違いが現れることがよくあります。例えば、結婚後の生活では、家事や財政管理などの日常的な課題が浮上し、予想外のストレスや矛盾が生じたり、お互いの価値観や行動の違いが明らかになって期待と現実の間にギャップが生じたり。
このギャップは、恋愛から結婚への移行期において、夫婦間の調整や適応が試されるところです。
ギャップが生じた場合でも、お互いがコミュニケーションを通じて問題に取り組み、互いの立場や期待を理解し合うことで、関係を強化し、新たなバランスを見つけることができます。
「結婚前には目を大きく見開いてみよ。結婚してからは片目を閉じよ」(トーマス・フラー)
イギリスの歴史家であり、神学者であるトーマス・フラーの名言。
結婚する前には、相手がどんな人物か見極めるために目を見開きすべてを見ようとしますが、結婚してからは、余計なことには目を瞑った方がうまくいくこともあるということですね。
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「恋愛」と「結婚」のバランスを保つための心理学的アプローチ
「恋愛」と「結婚」のバランスを保つための心理学的アプローチは、持続的で健康な関係を築くために重要です。
人気心理学者の・植木理恵さんによると、「恋愛中は異質性や意外性を見つけることが「快感情」。自分と違う部分があるからこそ、その違いをなくしたい、と恋愛の気分が盛り上がっていく。でも結婚すると、まったく逆に変化する。いかに同質であるかに喜びを感じるようになるため、「違う」ということに腹が立ってくる。」そうです。
※出典:https://diamond.jp/articles/-/25845
では、恋愛から結婚へ関係が移行したあとどうすればよりよい関係を続けられるのでしょう。
この章ではそのアプローチの中から3つをご紹介します。
1.パートナーとの良いコミュニケーションを保つ
良いコミュニケーションは、恋愛と結婚の両方で重要です。
パートナーとのオープンで率直な対話は、相互理解を促進し、問題を解決し、信頼関係を構築するのに役立ちます。
繰り返しになりますが、相手としっかり話し合い2人ならではのバランスや問題解決の方法を築くためには、コミュニケーションやパートナーシップを大切にしましょう。
2.個々の成長と自己実現を支える
結婚においても、個々の成長と自己実現は重要です。
パートナーが互いの目標や夢を支援し、個々の興味や関心を尊重することは、関係のバランスを保つ上で不可欠です。
具体例を挙げるとすれば、「結婚後はお相手に専業主婦になってほしい」と思っていても、お相手はキャリアでの目標があり、がんばりたいと考えているケースなどです。
お相手も結婚後は専業主婦になって、家庭のことをしっかりやりたいと考えていればいいのですが、そうでない場合はお互いの実現したいことを共有して話し合いましょう。
結婚後は、個人から家族へと意識の変化が表れるとご紹介しましたが、お互いの成長ややりたいことは、パートナーとして応援しながらともに歩んでいくのが理想的です。
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3.共有価値観と目標を持つ
恋愛から結婚への移行期には、お互いの共通の価値観や目標を確立することが重要です。
恋愛から結婚へと移行する際、理想と現実のギャップが発生しやすいためそのギャップにどう対処するかの答えが、「2人の共通価値観や目標を持つ」ことです。
共有の目標や価値観は、関係の方向性を示し、お互いが同じ方向を向いて進むことを可能にします。
恋愛と違って長く続く結婚生活では、経済的な価値観や結婚観など、重要なところは共通価値観があるといいでしょう。
価値観がちがうからこそ惹かれることもある恋愛とは違い、重要なポイントは価値観が近いほうが結婚生活ではうまくいきやすいです。
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初めての方は、「とよ婚。」無料相談、無料お試しマッチングから
結婚相談所に興味はある方でも、いきなり入会するのはハードルが高いものです。
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